2012年05月29日

XJR400のエンジン不調

先日、友人と長野ツーリング時での出来事
この日はとても天気が良く絶好のツーリング日和
だが、長野に入る手前から友人のXJRの排気音が変なことに気がついた 私なりの音の表現ですが、調子の良い時のアイドリング時の排気音はフォッフォッフォと回転数が一定で滑らかなエンジン音がしますがこの時のXJRのアイドル時の排気音はバラッバラッバラッと回転数が小刻みに変動し4気筒全部が爆発してないような音でした
走り出しも悪く発進時にはアクセルを煽ってやらないとエンジンがストールする場面が幾度もあり一番悪いときはアクセルを開けるとエンジンが止まりそうな時も エンジンを止めエキパイを触ってみると1番シリンダーが温く他は触れないほど熱い
どうやら4気筒中、1発が爆発していない これでは排気音のバラつきがあり加速が悪い訳です

エンジンを一旦止め休めてから再度エンジンを掛けると、先ほどの排気音のバラつきは消えアイドル回転数も一定であり加速もスムーズ さっきまでの不調が嘘の様に治まっている
だが、その快調さも長くは続かなく数キロ程走ると先ほどの症状が再発
又してもエンジンを止めてみてみると一番シリンダーが温い こうなるとキャブレターが怪しいがこのキャブレターは前に洗浄をしていたので、ここの可能性は低い 
そうなるとプラグが怪しいがこれも以前の点検で火花はしっかりと確認できたので問題は無いかと思われる
だとするとエンジンか吸気系・燃料系が怪しい キャブのドレンを緩めると4箇所から燃料が出たのでここも除外
この簡単な点検と以前の整備の配慮からキャブレターは問題ないと判断したが、この判断が盲点であった

それとこのエンジン曰くつきの代物である 以前もこの一番シリンダーが爆発していなく所謂、一発死んだ状態であり圧縮を図ってみると基準値の半分ほど これでは上手く爆発しない訳だ
それでピストンリングが固着しているのではないかと思いプラグホールからエンジンオイルを注入しシリンダー内でオイルを馴染ませてやると圧縮下がりは解消 テスト走行後もこのシリンダーの圧縮は問題無しであった
もしかしたら、あの圧縮下がりの解消は一時的なもの又それが再発したのでは? と、疑ったが走行中にピストンリングが固着するのは考えにくい 仮に固着したとしてもエンジンを休ませたら回復する物だろうか?
そんなことを思いながらここも問題はありそうだが今回は除外

そうなると吸気系が怪しい
以前、私はエアクリーナーが詰りこれと似た症状に合った時があります
なので今回もここが怪しいと思いエアクリナーを見てみるが大して汚れていることもなく目視点検では詰まっているようには見られない だがエアクリナーは目に見えない詰りもありえるのでこのエアクリーナーを外すと症状が解消 外してから100kmほど走ったが得に問題はでなかった
どうやらエアクリナーの詰りが原因だったらしい

帰り道、快調と思われたエンジンが又しても先ほどの症状が再発
今度は先ほどよりも症状が酷く走っている内に今度は4番シリンダーもご臨終に・・・
4気筒中、2発が死んだのでパラレルツインのような排気音を奏でながら走って行くXJR400
2発も死ぬと流石に出力的にきつくなり発進どころか巡航時でさえ回転数がストールし今にも止まりそう
だがエンジンを休ませると又しても復活 だが快調さは長続きはせずすぐに悪化
休憩を入れて走っていると今度は私のバイクに問題が発生
なんとセルが回らなくなってしまった この時は押し賭けにより難を逃れたが走行中にクラッチを切りアイドルで走ってみると突然エンスト!! クラッチを繋げてエンジンを回してやるとエンジンはかかり問題はない
ヘッドライトも暗くハザードを点けるとインパネがハザードの点滅と連動して暗くなったり明るくなったりしているどうやらバッテリー死んだらしい・・・ 災いと言うのは移るものなのだろうか?
休憩を繰り返しながら何とか家に着くことが出来一安心 さてこのXJRのエンジンの不調は何だろうか?

長文で長くなってしまったので症状をまとめてみました

・アイドル時の回転数が不安定であり出だしも悪く加速も悪い
・アイドリング時のエンスト
・排気音にバラつきがある
・見てみるとエンジンの4気筒中の1発が死んでいる(後に2発に)
・エンジンを休めるとこの症状は直るがすぐに再発してしまう

友人と話し合って結論付けてみるとエンジンか燃料系が怪しい
後日、燃料系をしらみつぶしに探ってみると原因が判明

キャブレターは以前洗浄していたのでジェット類は綺麗だがフロートバルブ周辺は見ていない
そこでフロートバルブを外し中を見てみると・・・

DCF00827.JPG


      DCF00828.JPG

なんと錆が燃料ラインを詰まらせているではないか!!
拡大図
DCF00829.JPG

錆がもうてんこ盛りですね・・・
これでは行くはずの燃料も行き難くなるはずです!
洗浄後の図DCF00830.JPG

これを見るといかに錆が詰まっていたかが分かります
問題があった1、4番側の方は錆のたまりが他に比べると酷かったです
この燃料ラインはキャブ2、3番の真ん中にメイン燃料供給パイプが通っており、ここで1,2番 3,4に分かれます
ですので外側の(1,4番)キャブに燃料が行き渡るのが最後になるわけです この場所が錆で詰まった事により燃料の供給が遅れ1,4番がガス欠になっていたのが今回のエンジン不調の原因でした
キャブに錆が落ちていたとなると根本的な原因は燃料タンクにありそうです
それとエアクリナーを外して症状が一時的に解消されたのは負圧が上がり燃料供給量が一時的に上がったものだと憶測付けてみます
キャブを分解洗浄するときは穴という穴は徹底的に洗浄するものだと改めて実感させられる事例でした





posted by marchyoo at 01:30| 新潟 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | XJR400R整備記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月09日

整備記録4 バッテリ交換 完

前回の続き

〜前置き〜

なんとかキャブ洗浄とレギュレータ交換で調子が良くなった後輩のXJR
だが又しても問題発生!

どうやら原因はバッテリーにあるようだ


さて今回はバッテリー交換

と言ってもGSユアサ、古川などメーカー品はどれも値が張ります

後輩の資金のこともあり今回はシーマリン社製バッテリーを選択
DVC00182.JPG

なんといってもこのバッテリーは安い
ユアサから比べると雲泥の差である

ですが、安い物になるとどうしても当たり外れがあるとかなんとか(汗)

私はバッテリーを新品で購入したのは初めて
最初からバッテリー液が入っているのかと思いましたが、付属のバッテリー液を自分で入れるタイプでした

まず封印シールを剥して…
DVC00184.JPG


付属のバッテリー液を本体に差込後は待つだけ
DVC00185.JPG

そうすると化学反応なのか何なのかで自己で発電するとのこと
バッテリー液を本体に入れ30分放置したところ確かに12V後半まで発電しています

あとはXJRに壊れたバッテリーと乗せ変え様子を見るだけ
試運転で50kmほど走りましたが、高中低回転でも得に問題はなくアイドリングも安定していていいみたい

これにてXJRの整備は終了



posted by marchyoo at 21:10| 新潟 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | XJR400R整備記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月21日

整備記録3 キャブレター洗浄

整備記録2の続き

〜前置き〜

レギュレータを交換し不調が直ったかのようにみえたXJR400Rであたっが、次なる危機が迫っていたのであった…



レギュレータ交換し調子を見ようと試験運転に入った

アイドリングも安定していて尚且つ私のZRXより加速が鋭いのには驚いた

試験運転ルートはバイパスを往復する約直線15km

バイパスに合流し徐々にアクセルを開け問題なくついてくるエンジン回転
なかなか良い感じだ

更にアクセルを開けるとRPM管独特の甲高いエキゾーストノートがヘルメットの中に反響する

*付近の方々すみません(大汗)

私はRPM管の甲高い音に酔い浸っていた…そのとき!!

クウアァァァァァァァァンンン ボコッ! ボッボッボボゥゥゥゥウウウ…

エンジン回転数の上昇は鈍くなりパワーが出ない!! 

ガス欠寸前 or エアクリーナが詰まったような不気味な音がマフラーから響いていた

もしやまたバッテリが上がったのかと頭に過ぎったが、停止してアクセルを開けると鈍いがエンジンは回る
このままエンストすると帰ってこれなそうなので急いで帰宅

何とか家に着きエンジンを止めセルを回すと、いきよい良く回っていて尚且つバッテリの電圧も12V以上はある

もしやと思いエキパイを触ると熱いはずのエキパイが4本中2本が素手で触れるほど冷めている
正確には1番4番が死んでいた
つまり普段は4気筒のはずが、何らかの原因で2気筒になってしまったこになる

エアクリーナを見てみると得に詰まっている様子も無い
続いて点火プラグの火花チェックも行ったが4気筒とも問題なく火花は散っている
こうなるとキャブなどの燃料経路が怪しい…

キャブのフロート内のガソリンを抜いて見ると1番の出が悪い
こうなるとキャブが詰まっているのでは!
でもエアクリーナも綺麗だったしな・・・・

もしや! 私は急いでタンクを外しガソリンフィルターを見てみた
そうこれこそが見落としていた落とし穴である

見事に米粒大から粉末状の錆がフィルターに詰まりガソリンの流れを遮っていた
これでは4箇所全てのキャブにガソリンが行き渡るはずがない!

フィルターがやられていとなるとキャブも洗浄か…



後日

久しぶりに早起きしキャブ洗浄開始!

まずは車体からキャブを外します
DVC00172.JPG

ここまでの工程は割愛します

超てきとーにまとめてみると(*注このXJR400Rの場合です)

エアクリーナーBOXのネジを外しフリー状態にする→ バッテリ外す→ サイドカバー類を外す→ タンク、ホース、燃料計の線を外す→ インマニ、インシュレータのネジを緩めキャブを外しやすくする→ キャブセンサー?を外す→ キャブ本体を右側から外す→ キャブに着いているアクセル、チョークケーブルを外し完了


外れたキャブレター
DVC00173.JPG


内部
DVC00176.JPGDVC00174.JPGDVC00175.JPG

ガソリンフィルターの御かげなのか、内部は予想より綺麗でしたが、フロートのほうにゴミが蓄積されています
後はフィルター、ジェット類、穴という穴を洗浄

パイロットジェットは2回転半で閉まっていたので、これに調整
それとXJRってメインジェットがジェットニードルの下ではなくダイヤフラム脇っちょにあるんですね!

洗浄したら取り付け今回の作業は完了

タンクを見たところそんなに錆びていないが、近いうちに取ったほうがいいですね(汗)

こうなると定期的にフィルター確認しないといけなが今日はここで作業終了

あとは壊れたバッテリーを新品に交換するだけと錆取りだな〜


次回につづく








posted by marchyoo at 14:51| 新潟 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | XJR400R整備記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月20日

整備記録2 レギュレータ交換

前回の続き

後輩から整備を頼まれているXJR400R

直前の設定20100520144819.jpg

ちょこっとヤンチャ仕様?

そんなことは置いておいて不調の症状はバッテリーが充電されず始動困難
バッテリーを充電しても走行中に上がってしまうようだ

どうやら発電不良

前回はテスターなどで電圧を測りオルタネータを交換したが、症状は改善せず

そして今回は二番目に怪しいレギュレータ(レクチェファイア)交換

レギュレータは車体左のサイドカバー内に入っているので、まずこれを外します

DVC00168.JPG

カバーを外すと灰色で放熱フィン(ギザギザな物)がある四角い物があります
これが、レギュレータ(レクチェファイア)です

六角ボルト2本で止められているので外し電装ハーネスに繋がっているカプラーを外すと取れます
DVC00169.JPG

レギュレータの主な役割はオルタネータで発電された電流を交流から直流に整流しバッテリーが満タンになったら過充電を防ぐため熱として一時的に放電するらしい・・・・
熱として放電するので、だいたい風通しが良い場所にレギュレータは設置されています

友人のXJRもレギュレータが壊れバッテリーが過充電を起しバッテリー液が漏れ出し白煙が上がったそうです(汗)

外したレギュレータを見てみると裏側数箇所にヒビが…(汗)


DVC00167.JPG


DVC00171.JPG

このヒビも直接関係があるのかな…

レギュレータが壊れているかどうかはテスターで抵抗値を計れば分かるようですが、手元にサービスマニュアルがなかったものなので測定はしていません(汗)

そんな訳で新品のレギュレータに交換

テスターで電圧を測ると4000回転14〜15Vを指していたので問題はなさそう

これで不調は改善されたと思われたが、違うところに思わぬ落とし穴が!


次回につづく



posted by marchyoo at 15:48| 新潟 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | XJR400R整備記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月14日

整備記録1 発電不良

後輩がXJRを買ったが、どうも調子が悪い

症状はバッテリを充電するが走っているとバッテリーが上がってしまい走行が不能になってしまう

私が看てみた時はセルが回らずジジジジジ〜とリレー?が鳴く音が聞こえた

バッテリーの電圧を測ってみたところ、正常なら12V以上ある筈が10V前後 

エンジンを4000回転まで回しても14〜15Vにいかない

どうやら発電不良のようだ

発電不良となるとイグナイタ、レギュレータ、オルタネータ…etcどこか電装系パーツが壊れている事になる

手元に部品取りでXJRのエンジンがあったのでオルタネータを交換してみたが、症状は改善しない

う〜ん どうやらレギュレータ付近があやしいな…

レギュレータ交換してみて様子をみてみようかな

友人から貰ったXJRのエンジンだが、使い道が無い

このエンジンは勝手にシフトが下がったりギヤ抜けが多発する厄介な代物

気が向いたらエンジンをバラしてみようかな


次回につづく

posted by marchyoo at 00:16| 新潟 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | XJR400R整備記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする