2017年02月27日

ゼファー750の腰上オーバーホールPart7 バルブのカーボン除去の巻

燃焼室のカーボンもそこそこ溜まっていたのを確認しましたので、今度はバルブ周りを取り外しできる限りのカーボンを落としていきますヨ!

今回はバルブのカーボン除去!(飛び出ているもの)
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バルブをヘッドから外すのですが、バルブはスプリングで抑えられているので、これを特殊工具を使い圧縮してヘッドから取り外します

特殊工具(バルブスプリングコンプレッサー)
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この特殊工具はホームセンターに売っている資材でも似たようなものを作ることはできるとのことですが、以前にヘッドをオーバーホールした際に購入したものがあったので、久々にツールボックスから引っ張り出してきたシロモノになります

ちらっとネットで価格を調べてみますと値段は5000円程から買えるみたいですね 僕も数年前に購入したときも5000円ほどだったと記憶しています

バルブのサイズにあったアタッチメントを選びバルブスプリングを圧縮していきます
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うりゃうりゃ! と、計8箇所を同じ作業をしていきますが、外れたバルブを管理するために、100均で売っている食品プレートとアマゾンのダンボールを使いこんなものを制作
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バルブを外すと細かな部品が出てきますので、どこに何が使われていた管理しなくてはならないので、即興で作った物ですが便利です

それでは外したバルブを見てみましょう
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左側は排気バルブ 右側は吸気バルブになります

排気側のカーボンは排気熱で焼き固められていて石のようにカチカチになり手強そうですが、吸気側は手で触るとザラっとした感触とともに微量ですがカーボンが手に付着するので排気側からすると手間はかからなそうです

さてピストンのカーボン除去でも活躍したワコーズのリムーバーをぶっかけて挑みましょうか
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リムーバーを塗布して10分ほど経過しますとブクブクとカーボンが浮いてきますので、歯ブラシでゴシゴシとしごいていきましょう
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リムーバー+歯ブラシの猛攻を受けたバルブくん 
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右の吸気側バルブのカーボンは、ほぼほぼ落ちたのですが高温で焼き固められた左側の排気バルブのカーボンには歯が立ちません
表面のカーボンは落ちますが、その下にあるカーボンは石のようにカチカチ(排気バルブ傘の白いもの)

ですので、メタルクリンーンαを水で溶いた洗浄液で釜茹での刑に処し攻めていきます
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一時間ほど煮込んだところで取り出し今度は真鍮ブラシでしばき上げます
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燃焼室側はこれでも落ないので番手の大きい耐水ペーパーで落としていきました
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左側はカーボン除去後ですので地肌が見えますが、右側の除去前のものはカチカチにカーボンが焼き固められているのが分かると思います
これをポート側の傘にも行えば先ほど落とせなかったカーボンは落とせると思いますが、ヘッドと密着する側ともあり作業は行なはない事にします

先ほどと比べますと傘の部分のカーボンが落ちているのが分かると思います
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排気側のバルブに少しカーボンが残っていますが、今回はこれまでとしておきます

カーボンを落としてキラッとしたバルブたち
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ちなみにステム(棒状の箇所)は磨かないほうが無難です。オイルが下がっていなければステムにカーボンは付かないと思われますが、ステムを磨いて深い傷を入れてしまうと、そこからオイルが伝いオイル下がりの症状が出てしまう場合がありますので・・・

次はヘッドのカーボン除去につづきます


posted by marchyoo at 16:47| 新潟 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ゼファー750の整備&メンテナンス記録簿 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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