2015年11月16日

ゼファー750のカムチェーンテンショナーを外してみよう

エンジンのカバー類をしこしこと磨いていたらカムチェーンテンショナー付近からオイルが滲んでいるのを発見 なんでオイル漏れを直すことに 
実はこの作業は二回目の作業である 最初の作業もオイル滲みがあったのでパッキンを交換して完治したのだけど、まさか一年近くでまた漏れてくるとはな カワサキか・・・



〜カムチェーンテンショナー取り外し編〜

必要な物
・8mm、10mm スパナとソケットのコマ
・口の細いマイナスドライバー
・ガスケット 部品番号 92055-1583
・ガスケット 部品番号 670D2010
・テンショナーのロッドを抑えるプレート(自作)

*ゼファー750のカムチェーンテンショナーは大型のものから小型の物へと年式が上がるに従い変更されています この記事でのテンショナーは小型のテンショナーに変更されているモデルですので、大型のテンショナーのモデルは作業内容が変わりますので注意です

カムチェーンテンショナーの変更モデル年月(憶測なので参考までに)

1991〜1999年 大型のカムチェーンテンショナー
2001〜2006年 小型のカムチェーンテンショナーに変更

オイルが漏れた問題のカムチェーンテンショナー
DSCN3079_R.JPG
画像は部品変更後の小型のカムチェーンテンショナーです カムチェーンテンショナーとシリンダ−の合わせ面からオイルが滲んできました オイル漏れは様々な原因が思い浮かびますが、今回はテンショナーの中にゴム製のOリングが入っておりこれが、何らかの要因で劣化又は破損でオイルが漏れに繋がった? と仮定しました 

さて、原因であるOリングはテンショナーを外さなければなりません 
DSCN3079_R.JPG

上の画像を見ると感じとってくれると思うのですが、作業スペースが非常に狭い・・・ キャブを外せば作業スペースの確保はできますが、手間がかかるのでこのまま作業をします
先にAのボルトを10mmのレンチで緩めます Aのボルトは緩めるだけで外さなくても大丈夫です
続いてBのボルト8mm二箇所をを外してテンショナーをエンジンから外します このBのボルトはスペースの関係で外すのに時間がかかりますが、気長に外しましょう

外れたテンショナー
DSCN3082_R.JPG

*注意 ちなみにテンショナーを外したり緩めた時はクランクシャフト(エンジンスタート)を回すのは厳禁です! テンショナーを緩めたり外したりしますと、カムチェーンが伸びる状態 or 張りきった状態になるのでエンジンの重大な故障につながります・・・

それではOリングを交換します
Oリング
DSCN3080_R.JPG

交換するのはこの2箇所
DSCN3084_R.JPG
DSCN3083_R1.jpg

オイルが漏れた原因と仮定したOリングを見てみると
DSCN3083_R.JPG

Oリングが傷んでいます これは以前、組んだ時にOリングが上手く密着しないまま組んでしまい破損したと考えられます 完璧な私のミスでした・・・
最初にカワサキか・・・ と書いていますが、結果、痛恨の人的作業ミスでした ('A`)

今回は、これに気を付けて組付します
Oリングを組みましたらテンショナーをエンジンに取り付ける準備をします
テンショナーはオートテンショナーですので一旦エンジンからテンショナー外すと、このようにプッシュロッドが伸びきった状態になります
DSCN3090_R.JPG

ちなみにこのままエンジンに取り付けてもエンジン故障の原因になりますので、プッシュロッドはしっかりと押し込んで取り付けに入ります プッシュロッドは少しでも伸びてしまうと手で押しても戻らないノーンリターン式です
プッシュロッドの戻し方ですが、先の画像のAのボルトを外すと溝が掘られている部品が見えてきます
周りに十字の溝がありますが、更に奥にマイナスドライバーが入る溝が見えます
DSCN3087_R.JPG

こいつを口の細いマイナスドライバーで回してやるとプッシュロッドは押し込まれていきます
使ったマイナスドライバー
DSCN3089_R.JPG

ちなみにテンショナーに回転方向が描かれていますので、それに従います
DSCN3093_R.JPG

この回転方向を逆に回してしまうとプッシュロッドが外れてしまうとのことですので注意です!

プッシュロッドを押し戻しらマイナスドライバーを外します。 そうするとプッシュロッドはまたしても伸びてしまうので、このような止具を自作してマイナスドライバーで回した溝に先をいれ、テンショナー側の十字の溝に上手くはめてプッシュロッドを固定します
プッシュロッドを固定するロックプレート
DSCN3091_R.JPG

使用時はこんな具合にプッシュロドが固定されます
DSCN3095_R.JPG
DSCN3096_R.JPG

こんな工具は都合よく手元にありませんので、ユーザーの方で調達、もしくは自作してくれYO! 的なことがサービスマニュアルに書いてあります ご丁寧に工具の寸法図まで記載していますので、作るのが前提だと思います

ロックプレートの寸法
ロックプレート寸法.jpg

最初は煎餅の缶でも使おうかと思いましたが、都合よく煎餅缶などある訳なくブリキ板をホームセンターで調達して製作しました その他アルミ板、スチール缶でもいいと思います

ロックプレートでプッシュロッドを固定したらエンジンにテンショナーを取り付けBのネジ二つで取り付けします
たぶんこんな感じになると思われます
DSCN3103_R.JPG

テンショナーをエンジンに取り付けたら、ロックプレートを外します 最後にAのネジをしておしまいです
プラグコードを抜きエンジンに火が入らないようにしてセルを回しクランキングして異常がなければプラグコードを取り付けてエンジンをかけ、異音、異常などがなければ作業はおしまいです
本当はポイントカバーを外して手動でクランキングするのがいいとおもいます

最後にテンショナーが不良を起こすとエンジン上部からジャラジャラ、ケリケリといった音がします
posted by marchyoo at 06:27| 新潟 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ゼファー750の整備&メンテナンス記録簿 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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