2015年10月13日

ギックリ腰

先週は寒かったけど天候は良く絶好のツーリング日和の日が多々ありました むろん、ぼくも秋の山道を駆けるべく一人山へ向かったのであった

 今回走りに行った山道は新潟と山形を結ぶスーパー林道 この道はまさに山岳道 勾配がきつく車幅が狭いうえ、道もクネクネとしていて運転に気を遣いとても疲れる道でした このスーパー林道を通る前に廃道を一本走っていたので僕自体の体力も消耗気味 それでも山道を走っていると、誰もいない山奥での何とも言えない開放感、ゆっくりと流れる自分ひとりだけの時間... ぼくはその時間を堪能した

以前、発見したダム湖にてひと休憩 流石に疲れた ここは、朽ち果てた木々が何とも幻想的で素晴らしいところ   
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まさに人々に忘れられた景色が一面にひろがり、ぼくは自分の世界に思う存分浸った 
夏に来た時よりも、どこか寂しい だが、それが良い

 ぼくはここを去り道を進むことにした 今日は、週末ともありオフロードバイクと良くすれ違う こんなに多いのも珍しいものだと思いました。 おおよそ8台ほどすれ違ったと記憶している 林道でこんなにオフロードバイクとすれ違ったのは初めて いるときはいるもんだなぁ

 しばらく走っていると気になる林道を発見 こうなると行きたくなります なんたって踏み入れていない林道ともあると行かずにはいられません! 道自体は作業用で使われているのか、程度は良くとても走りやすい 砂利も敷き詰められて新しいと思えるほど だが10kmを過ぎたところから砂利はなくなり、まさに山道となった 更に10kmほど進むと道は続いているのだが大きく崩壊した痕跡があり、その先は粘土質の沼地状態になっていました 

 バイクからおりて状況を確認してみると、バイク一台のタイヤ痕と足跡ありました。 足跡に関してはタイヤの脇に無数にあったので、ここでスタックして出したことが伺えました その沼地の先につづく道にはタイヤ痕が見られなかったのでどうやら、この沼地をで足を取られ断念したみたいだ。 なるほど、この先はまだ誰も行っていないのか... 入ってみたいな...
 バイクに跨り走り出したら、ぼくも見事に沼地にはまっていたのであった 簡単にはまりました しかも前輪からズブズブとはまっていき、ストップ そしてリスタートしようとしたら案の定、リアタイヤは空転し前に進まず埋まっていくだけ 
はまった図
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 この時とくに動揺や焦りはなく ただ、はまっちゃたな・・・ すぐに出せるから大丈夫 だけど服を汚すのは嫌だな... こんな余裕がありました
 とりあえず記念撮影を終え リアの箱を下し脱出にはいります バイクのリアキャリを掴み不安定な足場で前かがみになりながらバイクを持ち上げた瞬間それはおこった

ピキッ

?...  ????...


?!?!?!!?!?!!!!!

くぁwせdrftgyふじこlp

 ぼくの腰にピキッと激痛が電撃のように走り、体はリアキャリアを掴んだまま固まってしまった この時は冷静で腰が逝ったなと理解はできました だけど足を上げようとすると激痛が腰に走り動けない リアキャリアを掴んだまま前かがみになっている上半身を上げようにも、これまた腰に激痛が走り全く動けない しかもぼくは沼地の中にいるのでバイクもスタックして動けないが、僕自体も自重により沈みスタックしたらしい... 

やべぇ... 出れないかも...

 初めてここで焦りを感じその次に人里から20km以上も離れている場所に人が来るわけないよな... こんなこを考えていたら焦りから絶望感に変わってしまい本当にどうしようか、かるくパニックなってしまいました

 頭の中では思考はまとまらず、ただ腰の痛みと絶望感 そしてバイクと一緒に固まって動けない自分がなんか情けなくなってきました とりあえずバイクよりも僕自体がここをでなければ、どうにもならない 渾身の気力で足を上げようとするが、ヘドロでハマってしまった足はそうは簡単に抜けるはずなく、ただただ腰にイナズマのごとく激痛が走り、う〜う〜うひぃいと、悶絶 本当に動けなかった

 だけど痛みが和らぐ姿勢みたいなものがあり、その体制でしばらく休み唸り声から普通に声が出せるようになりました。 そこからは汚い言葉や罵声をブツブツと言いながらなんとか僕自身はこの沼地から脱出することに成功 少し安堵 僕自身は脱出したのはいいけど、バイクがスタックしたまま... 今の状況では絶対に出せるはずがない… 絶対に出せない… このまま人が来るまで待つか? でも、こんな山奥に人が来るのはいつになるだろうか? てか、今日の夜はここで一泊して明日、バイクを置いて下山するか?? てか、今日朝から何も食べてないし、食料も持ってきていない… あす下山できなかったら、ここで行き倒れだな… なんか恐ろしくなってきて寒気がする 本当にまずい

ここで、ぼくは自分自体がこのままでは本当にどうなるかわからないし、ましてや体が思うように動かない状況で下山するにも難しいので、スタックしたバイクを出すことにしました

 そこから先は半ば狂乱気味になりバイクを倒して出そうとするが、動くたびに激痛が走るので倒したはいいけど、倒したバイクを起こすこともできなくなり、ただ体力を消耗していくだけであった
 本当に後悔と自分の情けなさに泣きそうになた 体さえ動けば… 動くはずもないのに、こんなことを何回も考えてしまうのである 本当に事後で後戻りはできないのにね
 心も体もヘトヘト もうどうしようもない バイクは倒れたままにしたので、ハンドガードから沈んでしまい、今の僕には起こすこともできない最悪な状態に 本当に詰んでしまった

 ぼくは激痛が走る腰を曲げながら辺りを幽霊のようにゆっくりと歩いた こう歩かないとなんか今にも諦めそうだったので希望を探していたのかもしれない そこで見つけたのは腐った枝と漬物石ほどの石ころ
こいつをタイヤの下にぶち込めば車体が沈まないなかな… あと、腐った枝を足元に敷けば足場が沈まなくて踏ん張れるな… 一つの希望のようなものが見えてきたので、その石ころと腐った枝を拾い倒れてハマっている相棒まで持っていった 渾身の気力でヘドロで埋まっている相棒のナックルガードを掘り起こし、少しは車体が動くようになったので、車体を寝かせるようにしてヘドロから車輪を浮かせることに成功しのであった
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後は前後輪に漬物石のような石ころと腐った木の枝をぶち込んみ最後の気力を振り絞り車体を横から沼地から引っ張り上げることに成功 後は足場が安定している地面まで引張って行き なんとか、絶望状態から脱出することに成功したのだ

車体を起こした引張たりするときは腰が痛く踏ん張れないので、何回も倒れたり、車体に挟まれたりして僕自身も泥だらけになった
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相棒は泥だらけだになったけど、破損はなかった
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その後、無事に帰宅し数日間は普通の生活をするのが大変であった  

もうあのような経験はしたくないと心から誓った


〜完〜
posted by marchyoo at 12:14| 新潟 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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