霧の中から抜けるため海岸側から内陸へ これが正解だったのか晴れていて、最高のロケーションであった
〜6月13日 曇りのち雨 移動距離272.7km 燃費24.5km〜
ルート ニセコ〜支笏湖、洞爺湖周囲のダート〜ニセコ
昨日の夕食からだろうか、風が強まり雲行きも怪しくなってきました。 明日は晴れるといいけどな...
目覚ましのアラームの音で起床 どうやら雨がテントを弾く音で起きることはなかったので、天候は今のところ大丈夫なのかな?
テントからでて、様子を見ることに
雲は多めだが一応晴れている スマホで天気を確認すると、ここら辺一体は雨とのこと むーん...
今日、移動するかどうかはすごく迷ったが、いまキャンプしている所にもう一泊し、林道を楽しむ方向に決定
なので、荷物を置いていけることもあり、車体は身軽になりダートが楽しめます。 天候は祈るのみ 晴れてくれ〜!
朝食を済ませダートへ出発 向かう先は支笏湖、洞爺湖周辺のダート
ツーリングマップルにもオススメダートが乗っていたので期待度はMAX とりあえず、セイコーマートでガラナを補給
うっひょー! 北海道初ガラナじゃん! ゴクゴク めっちゃ薬品の味がするぜ...
ちなみ僕の飲んだガラナはすごく薬品の味が強く、どこか懐かしい ああ、これがガラナ... 癖になっちゃうぜ☆ *飲みなれると気になりません メーカーによって飲みやすいものも有り
ガラナを堪能していると雨がポツポツ 合羽切るか... orz
雨の中、雲で上のほうが隠れている羊蹄山を横目に見ながら支笏湖へ黙々と進路を進める 途中、きのこ王国と書いてある、でかく大変目立つ看板があったので休憩がてらよることに
なかは売店があり、お土産、きのこ料理など沢山あった きのこ好きならよってみるのもいいかも
豊富なキノコたち
休憩も終わり、目的地へGO そういえば、移動中に同じ建物が何件か見られてので、ここらへんは、きのこが有名なのかな? ちなみに、きのこ汁(100円)がオススメとのこと ツーリングまっぷるより
美笛峠を登っていると雨ともあり寒くなってきた :(´◦ω◦`):ガクブル 試される大地... この言葉が僕の頭に過ぎりました これからが本番とも知らずに...
美笛峠を越え、支笏湖へ 霧が深く特に見る気も起きなかったので、そのままスルー ただ、ここへ来るのは、5年前の初北海道ぶりこともあり、道中、いろんな記憶が蘇ってきました
しばらく進むと、僕にとって懐かしい看板を発見
‘ライダーハウス 樽前荘 この先 数キロ’
このライダーハウスは人生初めて利用したところなので、思い出が蘇ってきます 嗚呼、とても懐かしい...
懐かしいさと、寂しさが心の中で交差する中、ぼくは進路を進めた
しばらく走ると目的の林道 第一縦断林道に到着(17 H-3)
だが、なんと ゲートでがっちり!! なんでぇぇええええ \(^o^)/
ゲート脇の立札によると 「クマに襲われた被害につき当面通行止」 無念
気おとりなして、丸山林道へ(17 H-3)
起点は支笏湖に沿って走る国道276号線、脇にひっそりとあった
入口には白骨化した動物の亡骸がありました なんか不気味だぜ...
道は二車線ほどある広くフラットなダート ストレート多めでとても走りやすい
森林の中を走るが、全体的に明るい だけど、この林道、走りやすさとは裏腹に支線が多いのである
興味本位で本線を外れアタックしたら、また支線が出てきて、進むと更に支線が出てきて、更に進むと支線が出てきて・・・ ものすごく支線が多いのです ひとつの支線が4〜3又ほどに分岐しているので尚更ねぇ・・・ とにかく迷いました 汗 看板もないので焦ります
なんとか、本線に戻り少し安堵 なにやら、抜けれそうな気がする林道を発見
口無林道
なんか不気味な名前だな... 抜けれればいいが...
ストーレトが多めの印象
最後はゲートでがっちりロック!走破は断念 ちなみにゲート近くになると急な下り&ガレ場なので油断は禁物だったと記憶しています
本線に戻りなんとか生還
ちなみに道に迷ったこともあり、ここまで来るのに一時間半かかりました 距離にして50km 迷いすぎだろw
ちなみに支線に入ると鹿が多数見られたので飛び出しに注意かも
もう、この時点でヘロヘロ 雨も止んできたのでキャンプ道具を持ってくればよかったと後悔 ぐぬぬぬ・・・
そうして次なる林道へ
途中、道を間違え作業用林道にアタック
木製の仮説の橋がいい味を出しています
そして行き止まり
どうやら僕が目指している林道はもうちょい先の温泉街を抜けたところでした
東湖畔林道(17 B-5)
しばらく進むと分岐がありました。 地図を見ると左のほうが距離的に近そうなので、そちらへ
道幅が狭くなり、やばいオーラーがぷんぷんと...
雨が降っていたこともあり、ガレ場がいっそうに牙を剥きます
スリップしたらあぼーん あばばばば に、なるので走破は慎重をきわめた
そして分岐に到着
ちなみに僕が目指している林道は正面の方 これは洞爺湖へと抜けるらしいです
名前は早月林道(17 A-5)
┣¨┣¨┣¨ ┣¨┣¨┣¨┣¨┣
\(^o^)/
行けるところまでさ...
道は荒れているのが続きます
霧も深くなってきました
峠付近にあった電波塔
更に霧が濃くなってきました
この電波塔への作業路なのか、ここまでは路面は荒れては、いるけど、先ほどの東湖畔林道ではありませんでした
ただこの電波塔から先は本格的に荒れてきます
なんか緑化してきたぞ...
ここからは写真を撮る余裕がなかったのか写真が見当たりません。 藪と立ち木、クレバスが多く見受けられたと記憶しています
ぼくはこの時、体力の疲労と不安、恐怖心でヘトヘトでした 距離も10km以上走っているのでなおさらです
だんだんと薮が深くなっていき、路面も緑化でラインが難しくなってきました。それに霧で薄気味悪い山の中、僕一人... 恐怖です
しばらく恐怖心と戦っていると出ました まさか出くはすとはね... アレが...
正面からユラユラと上下左右に揺れるオレンジ色の淡い火の玉 道の正面から僕の方へと向かってきている
ぼくは路肩へとバイクを止め身構えていた
そうすると
? 「この先は、通行止めだからいけないと思うよ」
僕 「まじすか!?」
? 「俺もゲートで引き返してきたからよぉ」
僕 「そうでしたか...」
? 「でも、バイクなら行けるかしれないな...」
僕 「本当ですか!」
? 「まぁ、気ぃつけれよ、兄ちゃん」
僕 「ありがとうございます!」
そう言って去って行きました
ガロロロ ギュイーンッ
荒々しくも、こころ強いディーゼルの排気音と心地の良いターボの可吸音とともに去っていく、トヨタ・ハイラックスサーフ
乗っていた方は、還暦を迎えてそうな夫婦でした 車の中はキャンプ道具積載だったので、趣味で林道を走っているのかな に、してもワイルド過ぎだぜ! ここでの人との出会いにより勇気は100倍へ
先へ進めると確かに通行止め
ここまでか...
だが先は見えるが、この先どうなっているかはわからないしな・・・ どうする
しばらく悩んでゲートの向こうへ
道はまだ残っている!! 多分、この時点でやけくそ気味
途中、開けた箇所はあったが、そんなのは束の間
もはやジャングル... 廃道の領域です
路面は濡れていてマッディだったりクレバスがあったり、立ち木あったり、なんでもバッチこいな状態 本当にあばばばば 状態です
いい感じの深さの湿地を抜けると
ふぇっ て、なるほど道が綺麗
ガードレールだって真新しそう
標識もそんな感じ 道が広い
先ほどまでの廃道区間がまるで嘘のように変わります。 表現するなら「トンネルを抜けるとそこは雪国でした」 本当にびっくりするほど変わりようが急です
これで、走破できたぜ... 安堵し、暫しの休憩 鼻歌交じりで先を行くと
まさかの HA☆I☆DO☆U
それでなんとか生還
廃道区間は8kmほど それまでの道のりを合わせると20km以上はあったと思います
もう、クタクタのヘロヘロです
だいぶ泥化粧をした愛車

途中、洞爺湖へよって
キャンプ場へ帰投し飯をかっ食らう
体にしみわたるぅぅぅぅぅううう!!
Part7へつづく
453号と、276号って、きのこ王国が、3つくらいありますよね。フォーレスト276大滝横の、きのこ王国では、必ず、きのこ汁、食しております。
この道は、小樽と支笏湖、どちらから、どちらへ向かうにしても利用しています。
やはり、車種が違うと、こんなにも楽しみ方がちがうんですね。
以前、「タウシュベツに行くには、ジャリダートだから行けないよ!」
とCB400SFで、北海道に行った時に言われて、内地でセローに乗りかえたこともあるんですが、結局、北海道は、ON車でしか行ってないのです。
雨上がりの神の子池への道は、お尻ふりふり、大変でした。
支笏湖のライハの思い出は、
外のベンチの横にあった、青いKAWASAKI90SS、
コインランドリー、
コインシャワー、
マンガコーナー、
ほかにもいろいろ・・・・
そして、そこで出会った旅人。
防水バッグ(同じもの所有してます)
に銀マットをくくりつけ、アルミのコップ、レトルトカレー、お守りぶら下げて、旅してました。
このコメントは無視してください。
ぼくは、去年にオフ車で北海道を回っている人の話に惹かれてオフロードに入ってしまいました 爆
オンロードバイクから比べるとツーリングでの快適性に大分、差がありますが、いままで手が届かなかった、あの道へ行ける!! これが私の中では、すごく大きいです。 タウシュベツへは日程的に行けなかった心残りの大きいポインです 今度こそ行くぞー!
いえいえ、とんでもないです! 気軽に書き込んでください。
懐かしの装備たち... 今の旅の積載スタイルは少しばかりかわりましたが、基本的にあの時と差ほど代わりがありません 支笏湖でのライハの思い出は嗚呼、本当に懐かしい...