2015年06月08日

ゼファー750のフロントフォークをオーバーホールしてみよう 分解編

フロントフォークからオイル漏れが見られたので、ついでにフォークをオーバーホールしてみました
DSCN1849_R.JPG


〜フロントフォーク分解編〜

用意するもの
・各サイズのヘキサゴンレンチ 特にフォーク底のボルトを外すのにラチェットが使えるものが良いでしょう
・マイナスドライバー


初めにフォークのトップボルトを事前に緩めておきます。フォークを外したあとに緩めるとなると難儀ですので
トップボルトはハンドルが邪魔しているので、工具が入らず緩められません。なので、ハンドルを固定している4箇所のボルトを外しハンドルをフリーにします
DSCN1841_R.JPG

フリーになりましたらハンドルをズラし、トップボルトを緩めます。サイズは確か22mmだったような
DSCN1845_R.JPG

この時まだトップキャップは外しません。 緩めるだけです
ここでトップボルトを外しても良いのですが、この時に内部に入っているカラーが出ますので飛ばさにように注意です。
トップボルトを外す際はフロントのジャッキアップをすることをオススメします。でないとトップボルトを両方とも外してしまうとフォーク自体が沈み込み大変な思いをしてしまうと思いますので...

ちなみにハンドルを外すと位置が変わってしまうので、ハンドル側にマーキングしておくと、戻すときに不便しませんヨ!
DSCN1844_R.JPG

続いてフロントホイールを外します。 ここは前に記事にしていますので下記をリンクしてください

‘ゼファー750のフロントホイールを外してみよう’

フロントホイールを外しましたら、次はフォークを外します。これも記事にしていますので下記をリンクしてください

‘ゼファー750のフロントフォークを外してみよう’

フォークが外れたら内部をバラします。
外れたフォーク
DSCN1852_R.JPG

ここからは構成部品が多くなってきますので先に番号振って各部品の名前を書いていきます
ゼファー750 フォークOH.jpg

各番号の部品名

@ トップボルト
A スペーサー
B スプリングシート
C フォークスプリング
D シリンダユニット(スプリングもついています)
E シリンダーベース
F インナーチューブ
G リテーニングリング(クリップ)
H オイルシール
I ガイドブッシュ(インナ)
J ダストシール
K ガイドブッシュ(アウタ)
L ワッシャ
M アウタチューブ
N ボルト&銅ワッシャ

まず、@トップボルトを外しフォークオイルを抜きます。 この時に内部のCフォークスプリリングの力によって部品が飛び出すので、@トップボルトを抑えながら外すのがコツです
DSCN1857_R.JPG

この時に部品が何点か出てきますので、どの部品がどこにあったのかを覚えておきましょう
部品構成を簡単に書きますと
@トップボルト→Aスペーサー→Bスプリングシート→Cフォークスプリングの順で入っています
DSCN1873_R.JPG

オイルが抜けましたら構成部品を組み直し、@トップボルトを締めます。また外しますので仮止めで良いです

フォーク下部にアクスルを止めているクランプボルトがあります。これをヘキサゴンレンチで外しましょう
DSCN1846_R.JPG

クランプボルトを外したらフォークの下を覗きますと、Nボルトが見えますので、これも外します
DSCN1848_R.JPG

このNボルトはフォーク内部に特殊工具を入れて内部で固定。とも回りを防止して、外すボルトなんですが、特殊工具なしでも外すことが可能です。 

手順は フォーク上部の@トップボルトを外さずに、そのままにします→そうするとフォーク内部のCスプリングにより、とも回りする部品が固定されます→下部のNボルトが外れるようになるので外します

ちなみに@のトップボルトなんですが手で閉めるだけだとNボルトを外す際にインナーフォークがくるくると地味に動いてしまい外れません。 なのでしっかり@のトップボルトをレンチ等で閉めて上げるのがミソです。
ただ締めすぎるとNボルトを外して次の作業に移行する際に外す@のトップボルトが外れにくくなりますのでそこそこの締め具合で良いです。 もし@のトップボルトが外れなくなった場合はフォークをバイス、万力等で固定して外しますが、そのような工具がないときは車体に取り付けて緩めてあげましょう

外す際はブレーキの取り付け穴に工具でも入れてやるとフォークが固定されますので、作業がしやすくなります。フォークを固定したら10mmのヘキサゴンレンチでフォーク下部のNボルトを外します
DSCN1861_R.JPG

このNボルト本当にキツく締まっていますので、苦労すると思います。フォークを万力かなんかで固定すれば作業はしやすいです。 ない場合はフォークを足で踏み抑え、レンチを踏みつけると外れるかもしれません
それでも、外れない場合は素直にインパクトを使うことをオススメします。一発で外れますので...
外れたNボルト
DSCN1863_R.JPG

Nボルトにはガスケットの役目のN銅ワッシャーがついていますので、これも交換すると良いでしょう
Nボルトを外したらFインナーチューブを抜きますので、先ほど外した@トップボルトを外し中に入っている、Aスペーサー→Bスプリングシート→Cフォークスプリングを外します

そうすると、先ほど外したNボルトに固定されていたDシリンダーユニットがFインナーチューブから出てきます
DSCN1879_R.JPG

Dシリンダーユニットにはスプリングがついていますので、無くさないようにしましょう

続いてJダストシールを外します
このように、口の細いマイナスでフォークとJダストシールの隙間をうまく開け外します
DSCN1868_R.JPG

Jダストシールを外しますと下にHオイルシールが見えてきます。ここにHオイルシールを外れないように抑えているGクリップ(リテーニングリング)がありますので、クリップの隙間にマイナスドライバーを入れて外します
DSCN1875_R.JPG

外れたGクリップ(リテーニングリング)
DSCN1876_R.JPG

Gクリップ(リテーニングリング)が外れると、後はFインナーチューブを圧縮状態から伸びきり方向に勢いよく数回引っ張りFインナーチューブとMアウタチューブを分離させます
DSCN1877_R.JPG

外れたでしょうか? 結構、勢いよくやらないと外れません
FインナーチューブとMアウタチューブを分離させると、同時にHオイルシールとKガイドブッシュ(アウタ)も外れると思います 外れなかったらマイナスやタイヤレバーなどで外しましょう

FインナーチューブについているIガイドブッシュ(インナ)も外します
DSCN1881_R.JPG

真ん中に切れ目があるので、マイナスドライバーなどで広げ外します
DSCN1890_R.JPG

最後にMアウタチューブからEシリンダーベースが出てきますので取り出します

外した交換部品
DSCN1888_R.JPG

H オイルシール
I ガイドブッシュ(インナ)
J ダストシール
K ガイドブッシュ(アウタ)
N 銅ワッシャ


組立編につづく

posted by marchyoo at 17:19| 新潟 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ゼファー750の整備&メンテナンス記録簿 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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