2015年06月03日

2015年 鎌房・甲子林道

東北の極悪林道と名高い甲子林道 ジムニーで林道を走っていた時から頭の片隅にあったもの 紹介サイトやレビューを見ると四輪では走破は無理と書いてあったので諦めていました

だがしかし、オフ車に乗っている今、ここにチャレンジしようとするのだ!!



〜甲子林道レポート〜

林道名 鎌房・甲子林道 

走行日 2015年 6月2日

道の距離 8.3Km (西部林道分岐から甲子峠区間)バイクのトリップなので目安程度に
走行時間 2時間20分
ルート西部林道分岐から鎌房・甲子林道へ入り甲子峠へ向かう(上り)

地図だとこんな感じ


道の状態 道ってレベルじゃねぇぞ!!(廃道)

*注 私は単独でのアタックでしたが、おすすめしません。この道自体がデンジャラスな道ですので走行するのは考えたほうが良いかもしれません

先のアタックで体力を消費した自分 だが、その道は目的地ではなかったのだ! 西部林道を西郷方面へ走ると、お目当ての林道がありました

鎌房・甲子林道 一説によると最新版の地図だと消されているとか
私は西部林道の分岐からアタックを開始しました

左が鎌房・甲子林道 右が西部林道
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脇にあった西部林道の起点標識
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突入する前に鎌房・甲子林道入口を撮影
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写真を撮っている時には思っていたんだけど、コレ道だよねぇ?・・・ 事前に調べた情報によると相当な悪路のようだが、この入口でオーラ全開である 普段の私ならここで引き返します だが、この道はなんと続いているのである! こりゃ! 突撃あるのみ!!

入口アップ
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クマ笹に覆われ、道もなかなか見えにく 路面も写真の通り河原のような石が敷き詰められ道を延々と走ります。 幅は人が通る道ほどである 2輪なら行けますが、4輪は流石に難しいと思われます 

アタック早々に現れた激細、激深なクレバス
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最初はこのようなクレバスが多々見受けられます。 ここにハマるとバイクを出すだけで一苦労ですので落ちないように脇を走り抜けます

ここを抜けると、先ほどのクレバスが更に広がり牙をむいてきます
私も何回も足を取られてしまいました 
滑り落ちた図
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土が何気に滑り、なかなか上がってきません。 ここでも一苦労 本当に疲れます
ふと脇を見ると何やらお茶が落ちていました
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手に取って見てみると封も開いてなく、賞味期限もまだまだ先のようです ペットの状態も今落としたのではないかと、思うほど綺麗です
土のところに苦戦したであろうと、思うタイヤ痕が無数あるので格闘の末に落とした? と推測されます。 

ただ、この落とされた方は水分補強は大丈夫であったのだろうか・・・ この極悪悪路では体全体を使いますので、凄く暑いし汗もかきますし喉が渇きます。実質私も相当な量を消費してしまい途中、水分が切れそうになり焦りを感じました

茶を脇にそっと置き私も息を切らしながに脱出成功! もはや息が上がり気味 道の距離としては1Kmも走っていません。 先が思いやられます

そして溝、大きな石の続く道をひたすらに進みます
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溝や石を超える際に、バイクはポンポンと跳ねるロディオのようです。 本当にまっすぐ走りません。バランスを崩さないように注意しながら進みます

時にはクレバスのほうが渡りやすい場面も
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このように道幅が狭いのでクレバス、障害物などが目の前に現れると瞬間的な判断が迫られる場面が多々あります。私はまだ、乗り越える技量もないので一旦、バイクをを止め状況を把握してから回避する道を探し、一つ一つクリアしていきました。 なので短い距離でも相当な時間と体力を消費します 

難所をクリアしてもライダーを苦しめる河原のような道 
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本当に油断ができません。 何回も転倒しそうな場面にあいました
時には道自体が攻略できなそうなほど崩壊や溝が深い所もあります。 なので無理に突撃するよりもこのようにエスケープゾーン(回避)を使います
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先駆者が開拓したであろうエスケープゾーンを使い難所を回避
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ちなみにエスケープゾーンは完全な藪ですので、並ならぬ注意を払います 思わぬアクシデントに見舞われると大変ですので・・・ と言いましても、この道自体がアクシデントを引き起こす要素の塊ですので用心が必要です

なんとか道が開けている場所に出られたので、ひとまず休憩
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汗で蒸れたジャケットとヘルメットを脱ぎ休息 いや、本当に暑い! 熱中症に要注意!!
水分補給
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休憩も短く済ませ先を進みます
そして難所の‘一本橋’に到着・・・
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左には巨大なクレバスがあり、そこを抜けての走行は実質不可能と言っていいほど長く深いです
なので右にある ’ここが道である痕跡’ コンクリート舗装らしき所を進み、この巨大クレバスを回避します
手前側ですでに僕の腰付近。おおよそ90cmほどの深さがあります
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それでは進んでいきます・・・
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ヒョェ・・・ 
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深さにするとバイクとライダーが埋まってしまうほど。 ここでバランスを崩してクレバスに落ちてしまうとひとたまりもありません
抜き足忍び足走行でクリア! フゥ〜 緊張が一気に解かれます
が、容赦しない悪路 (;´д`)
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枝やら笹やら虫やらがバシバシと顔面を襲ってきます。 無論、シールドを下ろせば良いのですが、この悪路で息が上がっている時点でシールドの意味はなくなっています。 そう、曇るのです くっそ、ゴーグル装備がいいのか・・・
枝+悪路ゾーンの、上を見てみると正に崩れが進行中の壁であった
左側が壁です。本線は枝で覆われ大変です
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壁は崩壊中・・・
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この‘崩壊中の壁’を抜けると‘白い壁に’に出くわします ここだけ地質が違うのか壁が白いので異様な光景でした
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登山道に迷ったのではない ここは道であったのだ
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道自体が自然に帰ろうとしています。こうやってみると完璧に登山道です
そして、見晴らしが良い展望場所に
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入口から、ここまで2.6Kmほど 時間にして50分 休憩ポイントですね!
だが下は崖 
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ここも崩壊するのが、時間の問題かな・・・
休憩も済ませ前進 もはやグロッキー気味で麓で買ったカロリーメイトすら口に入りません
しばらく藪道を進みます。道はそんなに荒れていなかったと記憶しています
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朽ち果てそうな警告標識を発見
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うっすらと見える落石注意の標識
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進むと大きな石が落ちてきそうな壁に遭遇
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大きなカーブのところで休憩 だんだん休憩する回数が増えてきます
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ここでバイクをチェック グルッと見て
お持ち帰りしたものたち
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ここのカーブを過ぎたところからでしょうか、崖伝いの道が続き崩落、大きな石のガレ場、落石など危険度が増します
そして難所の崖崩れエリアに到着
ますは歩いて状況を把握します うん? これはなんだ?!
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ここを通ったモノたちが積み上げたであろう石 

これを見ると、やはり何人もの人たちが、この道をアタックしているのがわかります
私も石を積み上げ‘痕跡’を残していきます
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目視で見てわかるように、崩れて道を埋めています 左は壁で右は奈落の底につながる崖
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さて難所にアタックしますか・・・
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ゆっくりと慎重にすすみます 本当にゆっくりと・・・
落ちたらまず助からないであろうと思われる崖を横目で見ながらすすみます
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あともう少しでクリアできる・・・
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そしてクリア! そして先駆者が開拓した立ち木!!
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ここまで距離にして3Km 時間は1時間7分
先をゆくと岩肌が洗い流され、露出してウォータースライダーのようになっているポイントに到着
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ここもゴツイ石が行く手を阻みます
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そしてコンクリート製の土管がむき出しのポイント
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お次は段差ゾーン 本当に高いです
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なんとかクリア! (o´Д`)
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ここを抜けると、この林道で一番転落の危険がある難所に到着
滑ったら最後 真っ逆さまです
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ここは流石に引いていきました 本当に危険と隣り合わせなゾーン
そして獣道をひたすら前進 もうクラッチ操作や暴れる車体に腕も上がり気味です ううう (´;ω;`)
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それでも、この道は容赦はしない 立ち木が道を完全に塞いでいる
ここもエスケープゾーンを渡り回避
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迫る木が私を威嚇する!
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立ち木をクリア後に現れる、岩肌を削って作った大曲
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この大曲も結構ガレていますので注意
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ここを過ぎると幾分か道が綺麗になります
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これで、まともな道に見えるんだから相当に感覚がマヒしていますねぇ・・・
だけど、そんなのも束の間
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ヒィ〜 状態です 身体、心身ともに疲弊度MAX!
ヘロヘロな状態で何かを発見
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ホンダ車のホイールキャップ?! まだ車が通れるときに落とした忘れ物だろうか?
更に悪路を進む もう後悔と疲れで泣きたくなります (´;ω;`)
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だが、それとは逆にふつふつ湧き上がる謎の闘争心に駆られ先を行きます
やっとここでゲートを発見 
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このゲートから先が林道甲子線になるそうです 
ここから少し道幅が広くなりますが、相変わらずのアババババな状態
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しばらくすると林道の名残らしい道なりになります
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標識も綺麗です
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そして最後の難所、崩れた崖をひたすらに進むおポイントに到着 ここを抜ければゴールや!
一つ一つ慎重にすすみます 落ちれば命の保証はないのだ・・・
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だが、それとは裏腹にこの難所が一番景色が見えるのだ
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一つ崖を渡り切り次なる崖へ
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通称‘赤い壁’
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この崖伝いに所々、水たまりがあるのですが、中に無数のオタマジャクシが住んでます
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標識の倒れぐらいが、この道の険しさを表しています
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またしても絶景であるポイント
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ここにも、通った者が積んだであろう、石があります
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私も積みます
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そして久しぶりのガードレール
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ここをすぎと最大の崩れポイント
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ここもクリア!
そして、この林道で一番開けた場所に出ます
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そして! ゴールの甲子峠へ
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やっと完走できたぜ・・・ もうヘロヘロです
そして私は帰路へつくのであった もう行かないであろう・・・

まとめ
道の距離 8.3Km (西部林道分岐から甲子峠区間)バイクのトリップなので目安程度に
走行時間 2時間20分
ルート西部林道分岐から鎌房・甲子林道へ入り甲子峠へ向かう(上り)

道は本当にガレまくっていて覚悟が必要です。 私は下半身の方はプリテクター無しで行きましたが、プロテクターは準備したほうが絶対良いです! 転倒を誘発しまくっている道ですので運転に自信がないと、行かぬ方が無難です
それと私はソロでのアタックでしたが、これも複数でアタックしたほうが良いでしょう。万が一やヘルプが必要になりますので・・・ 
最後に走破には’タダでは済まない‘ポイントが複数あるので走行は控えたほうが良いかもしれません


posted by marchyoo at 13:38| 新潟 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅行&冒険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すごい道ですね。私も32年前の12月、友人と二人で通りました。ホンダTLR200というトライアル車で。12月25日だったと思います。当時は漬物石大の石がごろごろしていて。四駆の軽トラかジムニーならば通れるかな、という程度でした。途中から積雪が30センチメートルぐらい積もっていました。バイクは進まず、ラッセルして道を作りながらその後をバイクを通しました。夜になり真っ暗の中をバイクを進め、やっと舗装道路に出ました。本当、遭難するかと思いました。
Posted by 志賀 培男 at 2016年03月08日 17:06
コメントありがとうございます
32年前からある林道と聞きますと、この林道にもそれなりの歴史があるのだと再確認します。 コメントを拝見いたしますと当時から悪路のようですね… そして悪路からのラッセル… 恐れ入ります (;゚д゚)ゴクリ… ぼくもジムニーで林道を雪が舞う中、スノーアタックしスタックして遭難しかけましたのでお気持ちは察します ぼくも本当に遭難するかと思いました
Posted by 管理人 at 2016年04月06日 19:08
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