今、思うとZRX400のノーマルハンドルポジションは結構低い位置だと思う
このポジションはなれないと低速での旋回、長距離運転などでは結構しんどいイメージがある
だが、慣れてくればこのポジションも案外悪くないと思います ですが、整備中のミス転がしや数回の立ちゴケによりハンドルが曲がったしまいました orz
最終的には左にハンドルを切るとスイッチボックスがタンクに当たり、最悪タンクを凹ます可能性が出てきましたので交換を決意しました
それとハンドル交換は自分にあったポジションを探す上で重要な工程になりますので、この記事がお役に立てれば幸いです
〜ハンドル交換編〜
用意するもの
・ハンドル
・ハンドルグリップ
・アクセル、チョークワイヤ、スイッチボックス延長ハーネス、ブレーキホースなど(ハンドル種類によってはこれらも交換する場合があります)
・プラスドライバー
・10mmのレンチ
・ヘキサゴンレンチ(六角レンチ)
・電動ドリル(あると便利です)
今回、私が使用したハンドルはエフェックスのイージーフィットバーシリーズ
このハンドルは車種専用設計に作られているのでハンドルスイッチの穴あけが不要でありほぼポン付けで交換が可能なハンドルです
ですので今回はその他のハンドル 謂、穴あけが必要なタイプの穴あけ工程又はケーブル類の交換などは記載していませんのでご理解の方をお願いします
悪魔でハンドルを外すまでの工程を書いていきます
とりあえず、ハンドルを取り外してみます
まず、ハンドル左右にあるスイッチボックス(セルスタータ、ホーンなどが有る所)を外していきます

このスイッチボックスは裏側にプラスネジ2箇所で止められています
車体正面左側(チョーク、ホーンなどがあるとこ)

車体正面右側(セルスタータ、キルスイッチがあるところ)
写真は二枚に分けてあります


上手く外れたでしょうか? このスイッチボックスを外すとチョーク、アクセルワイヤもフリーなりますので、得にアクセルワイヤーはダブルワイヤになっていますのでワイヤの位置を覚えておきましょう
この作業ではアクセルグリップもフリーなるので外しておきます
この時アクセルグリップを落とさないように注意してください 私は過去にアクセルグリップのタイコ部を破損させてしまいアクセルワイヤが固定不能になった経緯がありますので・・・
そうしたらスイッチボックス隣のマスタシリンダー、バックミラー固定クランプなどを外します
ここは六角ネジで止まっています

バーエンドを車外品に変える方はこの工程を飛ばして下さい
ここまで終わるとハンドも殆どフリー状態になるのでハンドルを固定しているトップボルトを外したい所ですが、バーエンドを外したい方はハンドルが固定されている内に外すのが楽です

バーエンドはプラスネジ一本で止まっています このネジはねじ山にネジロック剤が付いておりそう簡単には外せなくなっていますので、無理してねじ山をつぶすより外さないで車外品のバーエンドに変えるのもよいと思います
外したい方は電動ドリルで躊躇なくガツンと一発噛ましてみましょう これで大体は外れます
あと、バーエンドをつけなくてもハンド的には問題はありませんが、つけないと振動がしますのでつけるのが無難だと思われます つけないと車検時に通らない可能性が出てきます
そうしたら後はハンドルを固定している4本のボルトを10mmのスパナで外せばハンドルは外れます

後は下準備を終えたハンドルを付けて逆手順を追っていけば作業は終了です
ハンドルグリップは元々付いているのを再利用するのもよいですが、これもバーエンドと同じくロック剤が付いていますので外すのが難しいです この際、アクセルグリップ、ハンドルグリップを交換するのが無難です
私もグリップを純正新品に変えました 純正の場合ですがあらかじめ中にシリコンスプレーを吹いてハンドルにはめ易いようにすると苦労なくグリップがはまります
この時、ロック剤を私は塗っていませんが(持っていなかった)純正グリップはハンドルに挿入された後、なぜかガッチリと固定されてしまいました もしかすると元々、ロック剤がついていたのか、真空になって動かなくなったのかグリップ内部のゴムの性質上なのかは定かではありません
車外品はロック剤をつけないと走行時にグリップが動く可能性があります
最後にアクセルグリップ内部にシリコングリースを塗っておきましょう
これをすることでアクセルの動きがスムーズになります
最後に分かりにくいアクセルワイヤの位置図を載せておきます

ケーブルからワイヤが伸びているのが奥に行きケーブルから先がプラスチックL字型になっているのが車体正面側になります